秩父署への抗議・要請行動(8月20日)報告
8月20日、秩父署へ当該と川村弁護士を含めて10人で行ってきました。この日は2人が新しく参加してくれ、当該含めて元気をもらいました。秩父駅到着後、行動についての簡単な打ち合わせをして、約束の午後1時半に秩父署に到着。以下、この日の行動について、簡単に報告です。
①4回目の呼び出し(8月6日の事情聴取のための呼び出しの延期)のため、当該と川村弁護士が署内に入り、事情聴取を受けるにあたって、弁護士同席と録音・録画を認めるように要求した。
担当は前回同様、警備課の高橋と県警本部公安3課の坂本。警察とのやりとりは短く、以下のとおりだった。
・弁護士から事件(でっち上げの「傷害事件」)を地検に送致したのかを確認した。話の中から送致はしていないが、相談をしているとのことがわかった。
・弁護士同席については「必要ない」と答える。必要だと言っているのは当該である。当該の人権を守るための弁護士同席であり、その意味を全く分かっていない。
・録音・録画については「義務化されている事件は法律で定められていて、本件は対象外だ」と答える。しかし、義務化されていないだけで、録音・録画が禁止されているわけではない。警察の返答には大いに問題がある。
・警察は当該の行動が映っているビデオだけでも見ることを執拗に迫ってきたが、実態の全体が明らかにされないまま、切り取った映像だけを見せようという意図には問題があり、そもそもそれ自体が取り調べでもある。あらためて弁護士同席、録音・録画を認めるべきであることを主張した。
結局、当該と弁護士の要求をすべてはねのけたため、話し合いは10分くらいで終了。当該と弁護士は出てきた。
②当該と弁護士が署内で交渉をしている間、しばらく待機していたが、雨が少し降り始めたこともあり、警察署敷地外の歩道で抗議行動を始めた。シュプレヒコールをおこない、抗議をしているとすぐに当該と弁護士が警察署からでてきたので、当該から怒りの報告を受け、一旦抗議を終えた。
③抗議・要請書をもって、署内で秩父署長に面談を求めたが、前回同様建物の中に入れず、署長はいるが別件で用事があるとの理由で、前回同様黒沢副署長と県警本部公安3課の坂本が対応した。
実行委の抗議と要請は主に以下のとおり
1デモ当日の実態(右翼による暴力的なデモ妨害とそれを放置した警察の失態)とその原因を明らかにすること、2デモ当日の実態については、デモ参加者は全員見ているし、警察も見ているはずであること、3だから抗議と要請を行なっているし、それに対して調査し回答すると答えているのだから、それがなされないまま事情聴取のための呼び出しをするのは不当であり、やめろ
警察は「抗議・要請は聞いた、本日を入れて4回の抗議・要請に文書で答える。秩父署と県警が別の回答を出すのではなく、県警全体として検討して回答する」というだけで、とにかく、デモ当日の実態とその原因を明らかにするまで事情聴取のための呼び出しをやめろという私たちの抗議に対して、その意見も報告するというだけであった。また、私たちの行動に対して、横断幕を敷地内で広げることに対して、敷地内での抗議行動になるからやめろと執拗に迫ってきた。
④最後にシュプレヒコールをあげて抗議・要請行動を終えた。
⑤行動後、その日の行動を確認しあい、今後のことを相談した。川村弁護士から次回呼び出しがあった場合についての提案をうけ、その方針で進めることとなった。行動に参加した人からは、集会の提案や、ブログの充実について意見が出された。実行委員会としても前向きに検討し、今後の行動を決めていくことになった。
以上で秩父署への抗議行動は無事終了した。遠距離の行動は大変ではあるが、やることによって力も得た。また、やり方もいろいろ考えられる。試行錯誤はおもしろいし必須だ。元気に楽しくできる方法も必要だ。知恵と行動と支援を!


埼玉県警本部および秩父署への抗議文(4回目)
埼玉県警察本部長 野井 祐一様
秩父警察署長 増川 義人様
2025年8月 20日
もうやめよう!「植樹祭」埼玉実行委員会
埼玉県警察本部・秩父警察署は、デモ当日の警備―右翼の違法行為を容認したことを認め謝罪すること、および、でっち上げ事件・事情聴取呼び出しをただちにやめることを求める抗議・要請書
私たちは、 5月25日秩父市でおこなった「轟かせよう! 天皇出席の 『植樹祭』中止の声を」のデモが、埼玉県警・秩父警察署による右翼の暴力、窃盗などの容認によって被害を拡大させたこと、このような法治国家を標ぼうする国にはありえない無法地帯をつくりだした責任は警察にあることに、重ねて抗議する。その上、 右翼の言い分に沿って「傷害事件」 をでっち上げようとしていることは「抗議文」(7月16日)、「抗議及び要請」(7月 23日)(8月5日)、によって明確に指摘した。
埼玉県警・秩父署が総力をあげておこなうべきことは、5月 25日のデモ当日の状況とそれをつくりだした原因を明らかにすることである。それを抜きにした仲間への事情聴取は、右翼と私たち双方の暴力があったなどと実態を改ざんし、警察の違法行為容認を正当化するためであると言わざるをえない。
さらに、埼玉県警・秩父署が「事情聴取」を要請するなら、当該及び弁護士が要求しているように、弁護士同席、録画・録音を認めるべきである。なぜ捜査の透明性を担保する最低限の要求を頑なに拒むのか、そこに事実の解明ではなく、事件をでっちあげようとする警察の意思が見える。
再度、埼玉県警・秩父署のデモ当日の警備、デモ妨害に強く抗議し、警察の見解を明らかにすることを要請する。同時に、その見解を明らかにするまで仲間へのでっち上げ事件の事情聴取をやめることを求める。さらに、事情聴取に際しては、弁護士同席、録音、録画を認めることが必要である。
以上
埼玉県警・秩父署の職務執行についての追加の苦情申し立て
埼玉県公安委員会委員長 原 敏成様
2025 年8月5日
もうやめよう!「植樹祭」埼玉実行委員会
埼玉県警・秩父署の職務執行についての追加の苦情申し立て
私たちは7 月 23 日、埼玉県公安委員会に申し立てた 「 ( 抗議文」・7月 16 日、「抗議及び要 請」・7 月 23 日)をおこなった。埼玉県警本部・秩父署が、5 月 25 日秩父市でおこなった私たちの「轟かせよう!天皇出席の『植樹祭』中止の声を」デモに対する、右翼の暴力、窃盗などデモ破壊 が警察官の面前でおこなわれたにもかかわらず、それを容認したことは明白である。
そのうえで、以下、追加の申し立てをおこなう。
デモ行進が1kmを越えたところで警察によって一方的にデモは停止させられた。警察は 30 分以上デモを停止させたうえ、私たちが警備責任者によるデモ停止理由の説明を求めたににもかかわらず、それを無視し続け、最後まで説明をおこなわなかった。そのことによって私たちは、右翼の暴力による被害を受け続けた。
当日のデモ許可条件には、「駆け足行進及び停滞などの交通秩序を乱す行為はしないこと。」とされている。
埼玉県公安委員会は、こうした事態がひきおこされた原因を明らかにし、二度と同様のデモ破壊を許さないように警察を監視・指導するべきだ。
以上
【抗議文】埼玉県警本部・秩父署は私たちの2度にわたる抗議・要請に真摯に答えろ
埼玉県警本部長 野井 祐一様
秩父警察署長 増川 義人様
2025年8月5日
もうやめよう!「植樹祭」埼玉実行委員会
埼玉県警本部・秩父署は私たちの2度にわたる抗議・要請に真摯に答えろ
埼玉県警・秩父警察署が、5月25日秩父市でおこなった私たちの「轟かせよう!天皇出席の『植樹祭』中止の声を」デモに対する、右翼の暴力、窃盗などデモ破壊を容認し、その上、右翼の言い分に沿って「傷害事件」をでっち上げようとしていることは、「抗議文」(7月 16日)、「抗議及び要請」(7月23日)で明確に指摘した。
私たちの2 回の抗議に対して埼玉県警・秩父署は、右翼の暴力・窃盗などが無かったとは一言も言っていない。調査をして文書で回答すると答えている。
しかし、「抗議及び要請」に答えることと「事件」の捜査は別であるなどと言って私たちの抗議への返答を引き延ばし、「傷害事件」でっち上げによって「警察の警備は妥当であった」と結論づけようとしていることは明らかだ。
埼玉県警・秩父署は、憲法の根幹である基本的人権(思想、信条、表現の自由)を侵害する暴力的デモ破壊をなぜ容認したのか、それにこそ答えるべきである。デモ当日がどういう状態であったのか、警察はまず明らかにすべきだ。
埼玉県警・秩父署は、「事情聴取」をおこなうなら、当該及び弁護士が要求しているように、弁護士同席、録画・録音を認めるべきである。それは、これまでの密室における事情聴取や取り調べが、多くの冤罪事件を作り出している恐ろしい日本の現実があり、今回の暴力の被害者を「加害者」にでっち上げる警察の手法に通底しているからである。
以上
恐ろしくも呆れはてた4回目の呼び出し!
4回目の「事情聴取」呼び出しが来た。3回目の出頭要請期日から1週間後の7月30日だ。その要請書は今回もわざわざ「被疑者」に仕立て上げられた●さん自宅に届けられた。7月3日の1回目の呼び出しから1ヶ月足らずの間に、なんと4回もの出頭要請が来たことになる。
警察は、右翼からの「殴られた」という主張があるので「事情を聞きたい」と、あたかも公平な体を装っている。しかし、どう考えても被害者はデモ参加者の方である。デモ当日、暴力集団でしかなかった右翼に引っ張られ、引きづり出され、道路に転がされ、怪我を負わされたり、服を引きちぎられたりと、被害を被った参加者は少なくなかった。プラカードは一枚残らず奪い取られ、マイクも壊された。デモは一方的に右翼に攻撃され、デモ参加者と右翼の間で右往左往している大量の警察官は、そういった右翼の暴力と被害を放置し、右翼を別の場所へと遠ざけることさえしなかった。れどころか、デモ参加者を前後左右ギチギチに詰めさせようとするし、さっさと歩くように指示し、後ろから横から押してくる始末だ。デモ参加者にとって警察の行動は「危険なデモ」の1要素でしかなく、弾圧そのものだった。警察が、天皇制反対のデモを攻撃する右翼の側に立っているというそしりは、まぬがれまい。
デモ主催者・参加者は、右翼と右翼を野放しにしていた警察によって酷い目に遭わされ、意思表示を暴力的に阻害された被害者である。それを逆転させ、でっち上げ「傷害事件」の「被疑者」に参加者を仕立て上げた、密室にこだわる警察の事情聴取に応じることなどできるわけがないだろう。密室における事情聴取や取り調べが、多くの冤罪事件を作り出している恐ろしい日本の現実があるのだ。
実行委員会は、7月16日に埼玉県警察秩父署、23日には埼玉県警察本部と埼玉県公安委員会それぞれに、埼玉植樹祭当日の反対デモに対する右翼の暴力的妨害行為を放置し続けた警察の行動や、右翼の主張に基づくでっち上げ弾圧に対して抗議・申し入れをおこなっており、警察・公安委員会はそれぞれ調査の上、文書回答すると返答していた。その約束を果たすどころか、4回目の「事情聴取」を求めてくるとは、いったいどういう了見であるのか。警察の対応にはさらなる不信感のみがつのる。
任意の出頭要請も3回以上の拒否で逮捕の恐れが囁かれ、5回で逮捕要件となるといった判例があるという。かなり理不尽な話であるが、今回の立て続けに出される任意の出頭要請は、これにつながるのか?少なくともこれは、天皇制に反対するという意思表示への警察行政からの脅しである。このような脅しや弾圧に、国家の意にそぐわないあらゆる思想は封殺してもいいといった、天皇制・警察国家の政治意思を読み取るべきだろう。
暴力と脅しで社会的・政治的な発言が封じ込められていいはずがない。そんな社会はまっぴらであるが、今回の弾圧は、こういった社会への入り口を感じさせる。なんとかこの事態に対する批判の声を大きくしていきたい。
当該の●さんは、弁護士同席と録音を認めない限り事情聴取に「応じない」としている。警察はこれを頑なに拒絶しているが、公正な事情聴取であるならば、誰に聞かれようといいはずではないかと疑念は膨らむばかりだ。埼玉県警秩父署には、この不当きわまりない「事情聴取」の呼び出しを即刻やめるよう、訴え続けていきたい。
*実行委は、冤罪の温床である密室事情聴取にこだわり、事情聴取の呼び出しを繰り返す秩父署に、再度の抗議文を送りつける予定です。しばらくはこの行動は続くと思われます。共同声明への賛同とご支援をどうぞよろしくお願いします。
25.7.23 埼玉植樹祭弾圧、埼玉県警本部への抗議行動
7月23日の13時45分頃から15時まで、《もうやめよう!「植樹祭」埼玉実行委員会》(以下、「実行委」)として、浦和にある埼玉県庁第2庁舎にある埼玉県警察本部と埼玉県公安委員会に対して抗議行動を行った。この行動には6名の仲間が参加した。
私たちは、7月16日にも秩父警察署に抗議していたが、その翌日の7月17日に当該の自宅に秩父署の警官が「事情聴取」の呼び出し状をポストに投げ込んでいった。この3回目の呼び出し期日が、23日だったのである。
実行委の抗議・要請に対応するため、県警警備部警備課次席の道津文彦、警備課の光山仁、警備部公安3課の佐藤健司の3名がロビーに降りてきた。道津が主に対応。実行委はこの間の経過をかいつまんで説明し、多数の警察官の目の前で行われた右翼集団の暴力行為・破壊行為を見過ごしておきながら、右翼によるでっち上げの「暴力事件」に当該を「被疑者」として何度も呼び出しをかける不当さを指摘した。また実行委の「抗議・要請」に対して何ら回答もないうちに、再び呼び出すという嫌がらせ行為をしたことを糾弾した。
警察側は、「7月16日に(呼び出しの条件について)弁護士と⚫︎さん(当該実名)には納得してもらったので、翌日呼出状を届けた」などという。そんなことはあり得ない。「弁護士や⚫︎さんはそんな約束はしていない」「不当な呼び出しを止めろ」「(秩父で)『この要請の回答をするまでは呼び出しはするな』と申入れてきたのに、何を言ってるんだ!」などと抗議した。
最後に、実行委員会は、《「暴行事件」でっち上げ、事情聴取を理由にした呼び出し中止を! 抗議及び要請》(別紙)を手渡し、回答を要請した。道津は、「直ぐには回答できないが、回答します。」と答えた。
30分強で、埼玉県への抗議・要請は終了した。続いて、同じ建物の中にある埼玉県公安委員会への申入れ行動を行う。こちらの対応者は、公安委員会事務室の落合亘・小森谷龍彦の2人。事務室の人間といっても警官である。これに、なぜか先ほどの光山も同席した。
公安委員会への申し入れ文は、主として5月25日の埼玉「植樹祭」反対デモが右翼の暴力と埼玉県警の不当な規制の中で行われたこと。デモを許可した公安委員会の許可条件を、警察自ら踏み躙ったわけだが、このことについて調査し、その責任を明らかにせよと申入れた。さらに右翼集団の暴力・器物破壊行使を埼玉県警が放置し、かえって被害者である側のデモの参加者を、「傷害事件」の「被疑者」として執拗に呼び出しをかけていることについても、そうした警察の対応のおかしさをきちんと調査するように求めた。
申し入れ行動の後、私たちは埼玉県庁第2庁舎前に移って、県警の不当な行為を糾弾するアピールを行い、「暴行事件のでっち上げを許さないぞ!」「埼玉県警は不当な呼び出しを止めろ!」「不当弾圧を許さない!」とシュプレヒコールを上げた。
*実行委メンバーが埼玉県警察本部と埼玉県公安委員会宛の抗議文を手渡した

*埼玉警察本部まえで、抗議行動
25.7.16 不当な呼び出しを許すな! 秩父警察署へ抗議行動に行きました
でっち上げ「傷害事件」の2回目の呼び出し期日にあたる7月16日(水)午後、わたしたち《もうやめよう!「植樹祭」埼玉実行委員会》のメンバー、および当日の反対行動に参加した仲間10人は、不当きわまる呼び出しを繰り返している埼玉県警秩父警察署へ抗議に行きました。
この日当該は、弁護士にも同行してもらって「この件での呼び出し自体不当だ。事情を聞きたいというのなら、録画録音、弁護士同席を認めよ」と要求しました。秩父署はこれを拒否したため、当該は出頭には応じないと告知し、「事件」はでっち上げであると、口頭で強く抗議しました。なお、弁護士が「被疑事実」をあらためて聞き、全く右翼の言い分に沿って「傷害事件」をでっち上げ、捜査している実態が再確認されました。
その間、他のメンバーたちは、秩父署前において「暴力事件でっち上げを許さない」「右翼と警察が結託した反天皇制運動つぶしだ」などのシュプレヒコールをあげて抗議行動をしました。
その後、参加者全員で署内に入り、実行委員会の抗議文を渡そうと移動したところ、署の入り口に、呼び出しを行った担当者である埼玉県警警備課の高橋悠介(警部補)や、県警本部員(警備部公安三課)の坂本雅伸らが立ちはだかり、代表者以外の立ち入りは認めない、などと言ってきます。参加者はこれに対して「代表者などいない、全員入れさせろ」「責任者を呼んで取りに来させろ」などと抗議しました。
しばらくして副署長の黒沢芳隆が出てきました。署長は不在とのことなので、実行委メンバーが抗議文を読み上げ、手渡しました。はじめ、「抗議文は受け付けられない」とかなんとか言っていましたが、「憲法上にある請願権を認めないのか」と言うと、結局黙って受け取りました。
なお、この日も秩父署は「今後も呼び出しを続ける」と言っていましたが、翌日、高橋ら2名が早速やってきて、またしても呼び出し状を置いていきました。最初の呼び出し以降、2週間余りで3回の呼び出しがなされたことになります。この執拗な出頭攻撃、決して許すことはできません。
*秩父署前での抗議行動